坂のプロフィール 地域・No. 千葉・我孫子市−1
報告者 M.Kushida
報告日 2013年09月07日
登録日 2013年09月08日

 

坂名 天神坂 (てんじんざか) 別名
所在地 地図g  我孫子市緑1丁目 
目印  手賀沼公園前の交差点北東100m先の坂
坂の特徴 坂の方向  湾曲しながら北北東に上る。
長さ  55m
斜度  緩やかな階段
形態  左右に曲がる階段坂
標識  坂下に「天神坂」と刻まれた石の標識が,坂の途中に個人が設置した「天神坂の記」のプレートが埋め込まれている。
天神坂の記
かつて我孫子が、北の鎌倉と言われた大正時代、文人達の集った三樹荘と椎の実の降る天神坂は、彼らがこよなく愛したという。
耳をすますと、往時の人々の声が、足音が、轆轤(ろくろ)の軋しみが、聴こえてきそうである。
この度、市がこの様な石段となし、私たちの憩いの道として整備された。
遠き日の三樹荘が天神様の境内であった歴史の道、文学の径を私たちも愛し、守っていきたいと思います。
         平成5年春   三樹荘主 村山祥峰
由来 他  この地に天神様があったことから天神坂と名付けられた。(「我孫子のいろいろ八景」より)
 坂の西側にある“三樹荘”はかつて“民芸運動の父”と呼ばれた柳宗悦氏の邸宅で,志賀直哉や武者小路実篤等の文人が集まったという。現在は歌人の村山祥峰氏邸となっている。
命名時期  
参考文献  「我孫子のいろいろ八景 見聞綴り 其の一」 平成25年3月16日発行 我孫子市都市計画課景観推進室
写真 撮影日  2006.10.22 撮影者  M.Kushida

坂上より坂下を写す
坂上より坂下を写す
坂下側より坂上を写す
坂下側より坂上を写す
坂の途中にある「天神坂の記」
坂の途中にある
「天神坂の記」プレート

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