坂のプロフィール 地域・No. 宮城・塩竈市(塩釜市)−1
報告者 まさ・なち
報告日 2016年8月21日
登録日 2017年1月6日

 

坂名 鹽竈神社 七曲坂 (しおがまじんじゃ ななまがりざか) 別名
所在地 地図m  坂下住所:宮城県塩竃市一森山1(志波彦神社鹽竈神社境内)
 坂上住所:宮城県塩竃市西町3と宮町4の間
目印  志波彦神社・鹽竈神社の東参道
 鹽竈神社博物館の南側付近が坂上
坂の特徴 坂の方向  つづら折れで北に上る
長さ  約250メートル
斜度  高低差約28メートル
形態  文字通り7回折れながら上る坂。未舗装。
標識  不明
由来 他

 七曲坂は、鹽竈神社参道(表坂・七曲坂・裏坂)の中で最も古く、その形成は、神社の創建と同時期の奈良時代頃と推測されている
 往時(古代・中世)は国府・多賀城から香津(国府津‐古代市街地/第一小学校周辺)へ至る東海道(あづまかいどう)を鳥居原(とりいはら)(古代の市場/塩釜高校校庭)で江尻へ下り、入り江となっていた祓川(はらいがわ)を舟(鎌倉時代に架橋「御?の橋」)で渡って当坂へ至る道筋であった。さらに上野原(古代の野菜採取場)や利府春日、松島方面へ通じる重要な生活道路ともなっていた。

 坂下にある「しるべ石(道標)」には以下のように記されている
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 東 なゝまが里水戸(七曲り水戸(みと))
 南 御だい乃はし(おだいの橋)
 北 なゝまがり坂(七曲り坂)
 西 御古しかけ石(おこしかけ石)
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 かつては七曲坂下付近が塩釜の中心地であったことがうかがえる

命名時期  不明
参考文献  鹽竈神社境内の案内坂に「七曲坂」の表記あり(案内板の写真なし)
 鹽竈神社ホームページの境内案内マップに「七曲坂」の記載あり
 http://www.shiogamajinja.jp/about/access.html
写真 撮影日

2014年7月28日

撮影者  まさ・なち

坂下の県道沿いにある案内板に「七曲坂」の表記あり。
坂下(上り口)
坂途中のつづら折れ
坂途中のつづら折れ

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