坂のプロフィール 地域・No. 長崎・長崎市−63
報告者 M.Ogawa
報告日 2013年07月13日
登録日 2013年07月13日

 

坂名 幣振坂 (へいふりざか) 別名
所在地 地図g  長崎市寺町と鍛冶屋町の間から寺町と高平町の間まで
目印  皓台寺と大音寺の間を風頭山に向かって上る坂
坂の特徴 坂の方向  東南東に向かって上る
長さ  320m,道幅=1.7m
傾斜  急な坂(高低差29m,平均斜度14度)
形態  左右に屈曲する長い坂。坂上の一部に階段あり。
標識  坂下の皓台寺脇に,長崎市が設置した説明板がある。また説明板の近くに「幣振坂」と刻まれた,背の低い石碑が建っている。
幣振坂
 晧台寺と大音寺の間の坂道。幣振坂の名前は,寛永11年(1634),諏訪神社の一の鳥居に使用するための石材を麓に下ろした際,宰領が御幣(紙を切り細長い木に挟んで垂らした神祭用具)を振って,人夫達をこぶしたことに由来するとも言われています。長崎では,この坂のほか延命寺と長照寺の間や東本願寺横の坂も幣振坂と呼ばれています。この坂は,長崎でロケがおこなわれた映画「解夏」の冒頭やラストシーンに出でてきます。
                 管理者:長崎市
由来 他  諏訪神社に使用する石材を麓に下ろした際,宰領が御幣を振って人夫達を鼓舞したことに由来する。(説明板より)
 市内には同名の坂が ここ以外に2ヶ所ある〔幣振坂(東本願寺)と幣振坂(長照寺)〕。
命名時期
参考文献  『長崎さかみち散歩』真木雄司 春光社 2006
写真 撮影日  2011年10月 撮影者  M.Ogawa


坂下から見る
坂下から見る
坂下にある説明板
坂下にある説明板
坂下にある「幣振坂」の石碑
「幣振坂」の石標

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