坂のプロフィール 地域・No. 長崎・平戸市−4
報告者 M.Ogawa
報告日 2012年03月08日
登録日 2012年03月08日

 

坂名 オランダ塀坂 (おらんだべいざか) 別名
所在地 地図g  長崎市大久保町から崎方町の間
目印  観光ホテル“旗松亭”の東脇から,オランダ商館通りに下る階段。坂の東側は,厚みのある独特な石塀(オランダ塀)が建っている。
坂の特徴 坂の方向  北に向って上る
長さ  100m
傾斜  急な坂(高低差24m,平均斜度14度)
形態  右左に曲がりながら上る階段坂。
標識  坂下と坂上に「オランダ塀坂」と書かれた標識(プレート)がある。
由来 他  現在の町名「崎方町」のメインストリートで江戸時代初期(1609〜1641)に存在したオランダ商館跡地に通じることから名付けられました。(「平戸城下逍遥図会」より)

 坂下付近にはオランダ塀について 次のような説明板がある。
オランダ塀  Dutch Wall
 石段に沿って続く漆喰で塗り固められた塀は,通称オランダ塀と呼ばれています。1609年から1641年までの間,この塀の東側に,オランダ商館が置かれていました。商館を外から除かれないために,また炎症などから守るために,この兵が設けられました。塀の高さは約2m,底辺の幅は約70cmあります。商館当時の様子を知ることのできる数少ない遺構のひとつです。
                平戸市
命名時期
参考文献  『平戸城下逍遥図会』NPO ひらど遊学ネット 2009
写真 撮影日 2011.10.14 撮影者  M.Ogawa


坂途中から東を見る.背後は平戸湾
坂途中から東を見る
背後は平戸湾
坂途中から下を見る
坂途中から下を見る
背の高い分厚い石塀

坂上の標識 坂下の標識
坂上の標識
坂下の標識

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