坂名	不開坂 （あけずのさか）	別名
所在地	地図g	奈良市東向中町
	目印	東向商店街のアーケードの途中から興福寺の境内、北円堂へ向かう坂。坂の途中左側に弁天様の社、右側には日本聖公会奈良基督協会の入り口がある。
坂の特徴	坂の方向	東への上り坂
	長さ	100ｍ
	斜度	急な坂（高低差9ｍ，平均斜度5度）
	形態	真っ直ぐに登る急坂
標識	無し
由来　他	もともと昔は興福寺の境内で，坂の途中に「不開の門」（あけずのもん）と呼ばれる門があり，又の名を「不浄の門」とも言われて 普段は開くことが無かった。亡くなった人を送り出すなどの時に使用されていたらしい。また 僧侶の最後の修業が行われるのが北円堂で，修行に落ちた場合はここの門から出てゆかねばならず，この坂から降りてゆくことは不名誉な事であった。
命名時期	不詳
参考文献
写真	撮影日	2012年7月5日	撮影者	totte
坂下の東向商店街から望む 。 坂の途中 赤い提灯の下あたりに弁天様の社がある 7月7日は弁天様のお祭りだそうで，その準備中 坂の途中右側にある教会の入り口 この教会の入り口は東向商店街の中にもあり こちらは裏口かも 坂下の東向商店街を望む 昔は興福寺へ背中を向けられないということで この通りの店はすべて東向きに作られていた 現在は両サイドにあるので 西向きの店は興福寺に背を向けている 坂の北側に北円堂がある