坂のプロフィール 地域・No. 奈良・奈良市−2
報告者 totte
報告日 2012年04月23日
登録日 2012年04月23日

 

坂名 般若坂 (はんにゃさか) 別名
所在地 地図g  奈良市今在家町から東之阪町・興善院町・般若寺町を經て奈良阪町まで
目印  国道369号線を北上し“今在家”の信号で佐保川に架かる「石橋」を渡る。そこからが般若坂の上り。そのまま住宅地の中を進む。右手に夕日地蔵、左手に奈良少年刑務所などがある。さらに進むと左手に“植村牧場”,その向かい側が坂名の由来となった“般若寺”がある。坂道はさらに北上し“奈良阪”バス停で現在の奈良坂と合流。
坂の特徴 坂の方向  北へ向かって上る坂
長さ  1.2km
斜度  部分的に急坂(高低差33m,平均斜度1.5度)
形態  長い急坂
標識  なし
由来 他  般若寺の横を通るためこの坂名になった。
 般若坂と奈良坂は時代によってその位置が変化しているようで,いくつかの説明がされている。

 「京都から奈良へ向かう道は 全体を「奈良坂」といわれていた。そのうち奈良豆比古(ならつひこ)神社から下ってくる旧道は 般若寺の前を通り「般若坂」と言われていた。」(般若寺住職の話)

「・・・佐保川にかかる小さな橋を渡って狭い坂道に入る。そこが、大和の国から山城の国(京都府)へ越える三本の奈良坂のひとつ、般若坂である。」(「くりま」 2011年11月臨時増刊号 文芸春秋社)
命名時期  
参考文献  
写真 撮影日  2012年4月19日 撮影者  totte

佐保川にかかる「石橋」
佐保川にかかる「石橋」から続く坂道
住宅地の中を行く
住宅地の中を行く
夕日地蔵の付近から坂下をながめる
夕日地蔵の付近から坂下をながめる
途中の分かれ道を右に
途中の分かれ道を右に進む

般若境内にある般若坂を歌った歌碑 ■□
般若寺境内にある般若坂を歌った歌碑

「般若坂 いくさがたりに 夏の塔」 (沙波)
「般若坂の決闘」石碑
これも境内にあった説明版
石碑もあったが 碑面が風化して文字がよく読めず

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