坂のプロフィール 地域・No. 沖縄・那覇市−1
報告者 Koh Motoki
報告日 2013年08月04日
登録日 2013年08月04日

 

坂名 安谷川坂 (あだにがーびら) 別名
所在地 地図g  那覇市首里桃原町(とうばるちょう)1丁目と首里当蔵町(とうのくらちょう)1丁目の間から首里大中町1丁目と首里当蔵町1丁目の間
目印  坂の途中に安谷井戸(アダニガー)や玉那覇味噌醤油工場、坂上に当蔵保育所(首里当蔵町1)がある。
坂の特徴 坂の方向  下之橋から南へ上がる
長さ  130m
斜度  急坂(高低差21m,平均斜度9度)
形態  スロープ
標識  無し
由来 他  坂の脇に安谷井戸(アダニガー)があることに因む坂名。安谷井戸は安谷川と当字されるが川ではなく湧泉のこと。安谷井戸は、古くから地域住民の日常生活に関わりを持った共同井戸で、15Cの古謡「屋良くねいにや(ヤラクェーナ)」にも歌われており、古い時代からこのカー(井戸)のあったことがわかる。(沖縄教育委員会「安谷川」解説プレートより)
 安谷川坂は、王府時代の宿道だった。
命名時期  
参考文献  『首里の地名』久手堅憲夫著 2000年 第一書房刊(南方文化叢書22)
 『沖縄「歴史の道」を行く』 2001年 むぎ社刊
写真 撮影日  2009/10,2012/10 撮影者 Koh Motoki

安谷川坂(2009/10 撮影)
安谷川坂(2009/10 撮影)
右の醤油と書かれた家が玉那覇味噌醤油工場
工場は琉球王朝時代の士族、仲田家の屋敷跡
仲田家の屋敷跡(仲田殿内跡)説明板に古い坂の写真
仲田家の屋敷跡(仲田殿内跡)
説明板に古い坂の写真が載っていた
安谷川坂(2009/10 撮影)
安谷川坂(2009/10 撮影)
儀保川にかかる下之橋を渡ると
坂になる
安谷井戸(2012/10 撮影)
安谷井戸(2012/10 撮影)
坂途中にある井戸は安谷川坂から
さらに石段を下った場所にある

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