坂のプロフィール 地域・No. 沖縄・恩納村−1
報告者 Koh Motoki
報告日 2015年02月01日
登録日 2015年02月01日

 

坂名 比屋根坂 (ヒヤゴンビラ) 別名
所在地 地図g  沖縄県恩納村字仲泊
目印  国道58号線沿いにある道の駅「おんなの駅」となりの恩納村博物館駐車場南側に「史跡仲泊遺跡」碑があり、そこが比屋根坂の東側石畳道の入口となる。西側石畳道の入口はホテル、ルネッサンスリゾートオキナワ辺国道58号線南斜面にある。
坂の特徴 坂の方向  上って下る
長さ  400m
斜度  坂東側と西側入口付近は急坂
形態  曲がりくねったスロープの坂。一部に石畳が残る。
標識  説明版に以下のように記されている。
 比屋根坂石畳道
 石畳道は、小字比屋根原の琉球石灰岩丘陵を越えるために敷設された旧道です。石畳道は丘陵上にはなく、東と西の傾斜地に蛇行して造られています。ここは東側傾斜地の石畳道(約98m)で、西側傾斜地の石畳道(約76.5m)は山田温泉の向いにあります。この石畳道は、首里王府時代の北部と中、南部を結ぶ歴史の道です。丘陵上は景勝の地でイユミーバンタ(魚群を発見する崖上)もあります。なお、丘陵上の石敷道路は環境整備でつくった遊歩道です。        昭和53年3月31日  恩納村教育委員会
由来 他  比屋根坂は、仲泊丘陵を横断するように蛇行した道で約400年まえから明治末頃まで使用されたという(『沖縄歴史の道』より)  現在は歴史の道として保存されている。
命名時期  
参考文献  『沖縄歴史の道を行く』座間味栄議著 2001年 むぎ社刊
写真 撮影日  2015/01/17 撮影者  Koh Motoki      

比屋根坂の東側上り口:坂手前に解説板が立つ。写真背後の暗がりに洞窟があり先史時代後期の住居跡だったという
比屋根坂の東側上り口:坂手前に解説板が立つ。写真背後の暗がりに洞窟があり先史時代後期の住居跡だったという
「比屋根坂石畳道」説明板
「比屋根坂石畳道」説明板
比屋根坂の東側部分は石畳が敷かれた急坂だ
比屋根坂の東側部分は石畳が敷かれた急坂だ
途中、坂は折り返し向きを南に変えさらに上る
途中、坂は折り返し向きを南に変えさらに上る
坂を上りつめると「イユミーバンタ」と呼ばれる場所へ出る。かつてこの高台から魚群を見つけるために使用されたという
坂を上りつめると「イユミーバンタ」と呼ばれる場所へ出る。かつてこの高台から魚群を見つけるために使用されたという
やがて道は坂となり、ところどころに石畳があらわれる
やがて道は坂となり、ところどころに石畳があらわれる
ホテル・ルネッサンスリゾートオキナワが見え<br>はじめるとまもなく国道85号線に出る
ホテル・ルネッサンスリゾートオキナワが見え
はじめるとまもなく国道85号線に出る

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