坂のプロフィール 地域・No. 埼玉・川越市−3
報告者 M.Kushida
報告日 2012年04月14日
登録日 2012年04月14日

 

坂名 烏頭坂 (うとうざか) 別名
所在地 地図g  川越市岸町2丁目 
目印  岸町ニ丁目の熊野神社すぐ東側の坂道
坂の特徴 坂の方向  北北西に上る
長さ  190m
斜度  緩やか(高低差2m,平均斜度0.6度)
形態  わずかに「く」の字に曲がりながら上る
標識  坂の途中,熊野神社参道石段脇に,川越市が設置した石の標識がある。
市指定史跡
 烏頭坂
   うとふ坂こえて苦しき行末をやすかたとなく鳥の音もかな
                 道興准后の廻国雑記より
           川越市教育委員会
 また石の標識の隣には説明板があり,次のように書かれている0。
烏頭坂 うとうざか
      (市指定・史跡)
 旧川越街道を岸町から新宿町二丁目・富士見町へ上る坂道で、往時は杉並木がありうっそうとしていた。
 新河岸川舟運が盛んな頃は、荷揚げされた荷物を市内の問屋街に運ぶときに必ず通らなければならず、難所として知られていた。
 川越の地名として古くからあり、文明十八年(1486」頃、この地方を遊歴した道興准后の『廻国雑記』に、「うとふ坂こえて苦しき行末をやすかたとなく鳥の音もかな」という歌がある。
    昭和三十三年三月六日指定
           川越市教育委員会
由来 他
命名時期  文明十八年(1486年)以前
参考文献  
写真 撮影日  2012.3.19 撮影者  M.Kushida

坂下より坂上側を写す
坂下より坂上側を写す
坂上より坂下側を写す
坂上より坂下側を写す
坂の途中にある石の標識(熊野神社東側)
坂の途中にある石の標識
(熊野神社東側)
坂の途中にある説明板(熊野神社東側)
坂の途中にある説明板
(熊野神社東側)

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