坂のプロフィール 地域・No. 和歌山・和歌山市−2
報告者 H.Tanaka
報告日 2014年08月28日
登録日 2014年08月28日

 

坂名 三年坂 (さんねんざか) 別名
所在地 地図g  和歌山市屋形町4丁目と岡山丁の間から吹上1丁目1と雑賀屋町東ノ丁の間まで
目印  和歌山城南側に面した県道138号線の一部
坂の特徴 坂の方向  西に向かって上る。
長さ  730m
斜度  緩やか
形態  ゆるく左に曲がりながら上る
標識 坂途中の駐車場入口付近に和歌山市が設置した標識が建っている。
三年坂
 三年坂は和歌山城とその南側に続く岡山砂丘の間の切り通しにつけられた通り名である。現在は県道であるが,往時より拡幅され,より切り下げられている。三年坂の名称の由来は,江戸時代の俗信による。三年坂に面して和歌山城不開門(現駐車場出入口)がある。これは万一の場合の城主の出入口であったと伝えられる。
          昭和六十年十月  和歌山市
由来 他  “この坂で転ぶと三年以内に死ぬ”という江戸時代の俗信による。
 1621年(紀州初代藩主徳川頼宣の時代)城を拡張する際に、城の南の砂丘を掘り割って東西の道(三年坂)を造った。当時は今よりずっと狭く急な坂だったが,1924(大正13)年の工事で約2m切り下げされた。
命名時期  江戸時代
参考文献  
写真 撮影日  2014.08.16 撮影者  H.Tanaka



坂下より見る 三年坂 標識
坂下より見る
三年坂 標識
坂上より見る
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