坂名	新坂 （しんざか）	別名	福山坂（ふくやまざか）
所在地	地図g	文京区西片1丁目と白山1丁目の間から，西片1丁目と2丁目の間まで
	目印	白山通りの“白山2丁目”交差点の１ブロック南を東に入ると，100ｍ程先から大きく逆Ｓ字状に曲がりながら 南〜東に上る坂
坂の特徴	坂の方向	坂下は南南東に，坂上は東に上る
	長さ	120ｍ
	傾斜	かなりの急坂（高低差10ｍ，平均斜度4.7度）
	形態	逆Ｓ字状に曲がる
標識	坂下の分岐点付近に，文京区が設置した標識がある。 新坂　（福山坂)　　しんざか　ふくやまざか 　『新撰東京名所図会』に，「町内(旧駒込西片町)より西の方，小石川掃除町に下る坂あり 新坂といふ」とある。この坂上の台地にあった旧福山藩主の阿部屋敷へ通じる，新しく開かれた坂ということで，この名がつけられた。また，福山藩にちなんで，福山坂ともいわれた。新坂と呼ばれる坂は，区内に6つある。 　坂の上一帯は 学者町といわれ 夏目漱石はじめ多くの文人が住んだ。西側の崖下一帯が，旧丸山福山町で，樋口一葉の終焉の地でもある。 　　　　　　　　　　文京区教育委員会　　　昭和63年3月
由来　他	坂上にあった旧福山藩主邸へ通じる，新しく開かれた坂。（標識より）
命名時期	江戸時代
参考文献
写真	撮影日	2002年2月	撮影者	M.Ogawa
新坂(福山坂) 標識 新坂(福山坂)