坂名	逸見坂 （へんみざか）	別名
所在地	地図g	文京区白山４丁目
	目印	白山通りに面して，白山５丁目に雲竜寺と京華学園がある。その向い側の小道を南西に入る短い坂。
坂の特徴	坂の方向	南西に上る
	長さ	50ｍ
	傾斜	かなり急坂
	形態	短い直線の坂
標識	坂下に文京区が設置した標識がある。 逸見坂　　へんみざか 　「白山神社裏門の南，小石川御殿町と指ヶ谷の間より南へ御殿町へ上る坂あり，逸見坂といふ。旧幕士逸見某の邸，坂際にありしより此名に呼ぶなり」(『東京名所図会』) 　武家屋敷にちなむ坂名である。このあたり「旧白山御殿町」で，逸見坂はその北のはずれに当たる。 　町名の由来は，白山御殿(後に5代将軍になった館林候綱吉の屋敷)からきている。 　御殿廃止後，幕府の薬園(現在の小石川植物園)となる。 　坂の西側の「本念寺」には蜀山人(太田南畝)の墓がある。 　　　　　　　　　　文京区教育委員会　　　平成元年11月
由来　他	坂の途中に逸見某の邸があったので，この名で呼ばれた。（標識より）
命名時期	江戸時代
参考文献
写真	撮影日	2002年2月	撮影者	M.Ogawa
逸見坂 標識 逸見坂