坂のプロフィール 地域・No. 東京・文京区−127
報告者 M.Ogawa
報告日 2010年3月11日
登録日 2010年09月18日
2010年09月08日 写真入替

 

坂名 六角坂  (ろっかくざか) 別名
所在地 地図g  文京区小石川2丁目
目印  上富坂教会から北に100m
坂の特徴 坂の方向  坂下は西南西に,途中で曲がって坂上は南に登る
長さ  90m
傾斜  屈曲部はやや急坂(高低差4m,平均斜度2.5度)
形態  L字型に曲がる
標識  坂の屈曲部に標識が建っている。
六角坂  ろっかくざか
 「六角坂は上餌差(かみえさし)町より 伝通院の裏門の前に出る坂なり,古くより 高家(こうけ)六角氏の邸の前なる坂故にかくいへり」(『改撰江戸志』)とある。
 『江戸切絵図』(万延2年(1861)の尾張屋清七板)をみると,この坂が直角に曲がっているあたりに,六角越前守の邸があったことがわかる。
 餌差町は,慶長年間(1596〜1615),鷹狩の鷹の餌となる 小鳥を刺し捕えることを司る「御餌差衆」の屋敷がおかれたところである。近くに歌人・島木赤彦が下宿し,『アララギ』の編集にあたった「いろは館」があった。
          東京都文京区教育委員会   昭和63年3月
由来 他  高家の六角氏の邸前の坂なので この名がついた。(標識より)
命名時期  江戸時代
参考文献
写真 撮影日  2011年9月 撮影者   M.Ogawa


六角坂 標識 六角坂 屈曲部
六角坂 標識
六角坂 屈曲部

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