坂のプロフィール 地域・No. 東京・文京区−62
報告者 M.Ogawa
報告日 2010年3月11日
登録日 2010年8月26日

 

坂名 新壱岐坂 (しんいきざか) 別名
所在地 地図g  文京区本郷1丁目
目印  白山通り“壱岐坂下”交差点から,本郷1丁目の 東洋学園大学前付近まで。
坂の特徴 坂の方向  南東に向かって上り
長さ  330m
傾斜  緩やかな坂(高度差15m,平均斜度2.6度)
形態  直線。中央部で壱岐坂と交差する
標識  坂上の東洋学園大学前に,文京区が設置した標識がある。
新壱岐坂  しんいきざか  本郷1-22と23の間
 大正12年(1923)の関東大震災の復興計画によって,新しくひらかれた昭和の坂である。
 この坂の中ほどにある 東洋女子短期大学のわきで,この坂と斜めに交差している細い坂道がある。「壱岐(殿)坂」という。壱岐坂の水道橋寄りに 小笠原壱岐守の下屋敷があったので,この名がついたといわれる。江戸時代からあった 古い坂である。
 ながい歴史のある壱岐(殿)坂の名をとって,この坂を“新壱岐坂”とした。現在は,区内の幹線道路として ひろく知られているが,もとになった 壱岐(殿)坂の名は 忘れられようとしている。
          東京都文京区教育委員会   平成元年3月
由来 他  古くからあった壱岐坂と斜めに交差する新しい坂として,この名がついた(標識より)
命名時期  昭和初期
参考文献
写真 撮影日  2002年10月 撮影者   M.Ogawa


新壱岐坂 新壱岐坂
新壱岐坂 標識
新壱岐坂

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