坂のプロフィール 地域・No. 東京・文京区−56
報告者 M.Ogawa
報告日 2010年3月11日
登録日 2010年8月13日

 

坂名 昌平坂 (しょうへいざか) 別名 昌平脇坂(しょうへいわきざか)
団子坂(だんござか)
所在地 地図g  文京区湯1丁目
目印  外堀通り,湯島聖堂の東横から 本郷通りまで 北に上る坂。
坂の特徴 坂の方向  北に上る
長さ  950m
傾斜  やや急坂(高低差14m,平均斜度4.8度)
形態  直線
標識  坂上の本郷通り近くに文京区が設置した標識がある。
昌平坂  しょうへいざか
 湯島聖堂と,東京医科歯科大学のある一帯は,聖堂を中心とした 江戸時代の儒学の本山ともいうべき「昌平坂学問所(昌平黌)」の敷地であった。
 そこで学問所周辺の三つの坂を,ひとしく「昌平坂」と呼んだ。この坂もその一つで,昌平黌を今に伝える坂の名である。
 元禄7年(1694)9月,ここを尋ねた桂昌院(徳川5代将軍綱吉の生母)は,その時のことを次の和歌に詠んでいる。
    万世(よろずよ)の 秋もかぎらじ もろともに
       もうでて祈る 道ぞかしこし
            文京区教育委員会   平成5年3月
 また 坂下の外堀通りからの曲がり角には「古跡 昌平坂」と彫られた石標が建っている。
由来 他  昌平黌ができた時点では,学問所周辺の三つの坂はひとしく「昌平坂」と呼ばれた。この坂もその一つ。その後 3つの坂名に分れた。(標識より)
命名時期  江戸時代
参考文献
写真 撮影日  2002年8月 撮影者   M.Ogawa


昌平坂 昌平坂 昌平坂
昌平坂 標識
昌平坂
外堀通りに面したところにあった石標

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