坂のプロフィール 地域・No. 東京・文京区−69
報告者 M.Ogawa
報告日 2010年3月11日
登録日 2010年8月26日

 

坂名 炭団坂 (たどんざか) 別名
所在地 地図g  文京区本郷4丁目
目印  真砂中央図書館前を北に入ると,一番奥で急な石段の上に出る。これが 炭団坂。坂下は 菊坂 に通じる。
坂の特徴 坂の方向  南南東に上る
長さ  35m
傾斜  急坂(高低差4m,平均斜度7度)
形態  階段
標識  坂の途中,階段の踊り場に,文京区が設置した標識がある。
炭団坂   たどんざか
 本郷台地から菊坂の谷へ下る急な坂である。
 名前の由来は「ここは 炭団などを商売にする者が多かった」とか「切り立った急な坂で転び落ちた者がいた」ということからつけられたといわれている。
 台地の北側の斜面を下る坂のためにじめじめしていた。今のように 階段や手すりがないころは,特に雨上がりには 炭団のように転び落ち泥だらけになってしまったことであろう。
 この坂を上りつめた右側の崖の上に,坪内逍遥が明治17年(1884)から20年(1887)まで住み,「小説神髄」や「当世書生気質」を発表した。
          文京区教育委員会   平成6年3月
由来 他  坂名の由来は複数ある。@炭団などを商売にする者が多かった,あるいは A切り立った急な坂で転び落ちて炭団のようになる者がいた,など。(標識より)
命名時期
参考文献
写真 撮影日  2001年11月 撮影者   M.Ogawa


炭団坂 炭団坂
炭団坂 標識
炭団坂

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