坂のプロフィール 地域・No. 東京・文京区−18
報告者 M.Ogawa
報告日 2010年3月11日
登録日 2010年8月11日

 

坂名 牛坂 (うしざか) 別名 潮見坂(しおみざか)
鮫干坂(さめほしざか)
蠣殻坂(かきがらざか)
所在地 地図g  文京区春日1丁目
目印  小石川後楽園の西方にある牛天神(北野神社)の 西側から北側に回り込む道
坂の特徴 坂の方向  坂下は北に,途中から東に上る
長さ  90m
傾斜  急坂(高低差11m,平均斜度7度)
形態  L字型に曲がる
標識  坂の曲がり角付近に文京区が設置した標識がある。
牛坂  うしざか
 北野神社(牛天神)の北側の坂で,古くは潮見坂(しおみざか)・蠣殻坂(かきがらざか)・鮫干坂(さめほしざか)など海に関連する坂名でも呼ばれていた。中世は,今の大曲あたりまで入江であったと考えられる。
 牛坂とは,牛天神の境内に牛石と呼ばれる大石があり,それが坂名の由来といわれる。(牛石はもと牛坂下にあった)
 『江戸志』に,源頼朝の東国経営のとき,小石川の入江に舟をとめ,老松につないでなぎを待つ。その間,夢に管神(菅原道真)が,牛に乗り衣冠を正して現われ,ふしぎなお告げをした。夢さめると牛に似た石があった。牛石これなり とある。
          文京区教育委員会   昭和57年2月
由来 他  牛天神の境内に牛石と呼ばれる大石があり,それが坂名の由来といわれる。(標識より)
命名時期  
参考文献  
写真 撮影日  2001年10月 撮影者   M.Ogawa


牛坂 牛坂 牛天神の“狛牛” hspace=
牛坂 標識
牛坂
牛天神の“狛牛”

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