坂名	紀伊国坂 （きのくにざか）	別名
所在地	地図g	千代田区北の丸公園
	目印	地下鉄・竹橋駅（毎日新聞社前）から，竹橋を渡って 国立近代美術館前を通り，皇居東御苑の“北桔梗門”あたりまで，
坂の特徴	坂の方向	西南西に向かって上り
	長さ	310ｍ
	傾斜	緩やか
	形態	ほぼ直線状に上り，坂上部分で少し右に弧を描く。
標識	坂途中の国立近代美術館前に，千代田区が設置した標識がある。 紀伊国坂　　きのくにざか 　この坂を 紀伊国坂 といいます。『紫の一本』という本には“紀伊国坂，松原小路より竹橋御門へ出る坂をもいう。今の 灰小路の所，もと尾張紀伊候の御屋敷ありし故なり”とあり，『再校江戸砂子』には“紀伊国坂，竹橋御門へくだる小坂をいう。むかし此所に尾紀の両御殿ありしなり。今，赤坂に同名あり”とかかれています。 　　　　　　　　　　　　　昭和五十年三月　　千代田区
由来　他	かつてここには 尾張紀伊邸あったため，この名がついた。 (標識より）
命名時期	江戸時代
参考文献
写真	撮影日	2002年11月	撮影者	M.Ogawa
紀伊国坂 標識 紀伊国坂