坂名	皀角坂 （さいかちざか）	別名	皀坂（さいかちざか） 皀萊坂（さいかちざか
所在地	地図g	千代田区三崎町1丁目から神田駿河台2丁目まで
	目印	ＪＲ水道橋駅から中央線の南側を 線路沿いに御茶の水方向に向かう坂。右手に“東京デザイナー学院”という学校があるあたりの 坂道。
坂の特徴	坂の方向	西北西に上る
	長さ	240ｍ
	傾斜	やや急な坂（高低差18ｍ，平均斜度4.3度）
	形態
標識	坂途中の東京デザイナーズ学院前に，千代田区が設置した標識がある。 �p角坂　　さいかちざか 　この坂を皀角坂といいます。「新撰東京名所図会」には「駿河台鈴木町の西端より土堤に沿いて，三崎町の方に下る坂なり」とかかれています。名称については「新編江戸志」に，「むかし皀角樹多くある故に，坂の名となす，今は只一本ならではなし」とかかれています。「サイカチ」とは野山にはえる落葉高木で，枝にとげが多く，葉は羽状形で，花も実も豆に似ています。 　　　　　　　　　　　　　千代田区 　これとは別に，坂下の日本医事新報社ビル前に，自然石に坂名を刻んだ小型の石碑がある。 さいかち坂 　　　　昭和50年1月 　　　　駿河台町会　　中島 萬
由来　他	昔，サイカチの木がたくさんあったため 坂の名となった。 　「さいかち」の漢字は，標識には "白"の下に"七"（�p角）という文字と，"白"の下に"ヒ"（皀角）の文字が混用されている。辞書を見ると「�p角」が正しい表記のようだ。
命名時期
参考文献
写真	撮影日	2004年3月	撮影者	M.Ogawa
さいかち坂 さいかち坂 (小型の標識)