坂のプロフィール 地域・No. 東京・板橋区−26
報告者 M.Ogawa
報告日 2010年3月11日
登録日 2010年3月11日

坂名 清水坂 (しみずざか) 別名 隠岐坂(おきざか)
隠岐殿坂(おきどのざか)
地蔵坂(じぞうざか)
志村坂(しむらざか)
壱岐坂(いきざか)
所在地 地図g  板橋区志村2丁目
目印  旧中山道。地下鉄三田線の 志村坂上駅の北西400mで,現在の中山道(国道17号)から南に分かれ,左右に曲がりながら下る。途中かなり急な部分がある。(旧中山道)
坂の特徴 坂の方向  坂下は東北東に,途中大きく曲がって,坂上は南東に上る
長さ  180m
傾斜  緩やか(高低差5m,平均斜度1.6度) 曲線部はかなり急坂
形態  途中大きく弧を描いて曲がる
標識  坂上と坂下に 高さ1.5mほどの 大きな石の標識があり,坂下には 説明板も併設されている。
清水坂
   戸田 板橋
      平成二年三月 東京都板橋区
 (説明板)
清水坂
 日本橋を旅立ち 旧中山道で最初の難所。隠岐殿坂,地蔵坂,清水坂と,時代とともにその呼び名を変えました。この坂は急で,途中大きく曲がっていて,街道で唯一富士を右手に一望できる名所であった と言われています。坂の下には 板橋・蕨両宿をつなぐ合(あい)の宿があり,そこには 志村名主屋敷や 立場茶屋などがあって,休憩や 戸田の渡しが増水で利用できない時に控えの場所として 利用されていました。このあたりは 昭和30年代頃までは 旧街道の面影をのこしていましたが,地下鉄三田線の開通など,都会化の波によって その姿を変えました。
         平成十二年三月  板 橋区教育委員会
由来 他  坂下の大善寺に“清水薬師如来”があって清水が湧きだしていたため。(『今昔 東京の坂』)
命名時期
参考文献  『今昔 東京の坂』岡崎清記 日本交通公社
写真 撮影日  2003年3月 撮影者  M.Ogawa

清水坂 清水坂
清水坂

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