坂名	馬坂 （うまさか）	別名
所在地	地図g	北区中十条3丁目と4丁目の間
	目印	ＪＲ京浜東北線の東十条駅の北 300ｍ。環七通りが京浜東北線と交差する地点(平和橋)の西側。
坂の特徴	坂の方向	平和橋から 西に向かって上り坂。
	長さ	90ｍ
	傾斜	緩やか
	形態	直線の短い坂
標識	坂下寄りに，東京都が設置した標識が建っている 馬坂　　うまさか 　昔は 低地の村村から板橋宿へ通じる急坂で，坂下に荒沢不動の池があった。 この道は 姥ヶ橋(うばがはし)地蔵尊の付近で 王子へ通じる稲荷道と交差し， 御成橋を経て 板橋宿に至る。坂の名は 豊島村馬場(ばんば)の「馬」に関係がある ように思われるが，坂の地形が 馬の背に似ていたからともいう。 以前は 農家の耕地への往復にも役立っていたが，付近の都市化と環状七号線の開設で 役割りも形状も 著しく変化してしまった。 　旧道は平和橋手前を右に下っていた。 　　　　　　　　　昭和五十九年三月　　　東京都
由来　他	豊島村馬場の「馬」に関係があるとも，坂の地形が 馬の背に似ていたからともいう。(標識より) 　標識の説明には「旧道は平和橋手前を右に下っていた」と書かれているが，平和橋のすぐ手前に 南に下る石段がある。ＪＲの線路が通り 環七通りが開通したため，道路の構造は全く変わっていると思われるが，かつては ここから台地を下り線路のある場所を横切る形で 道路が通っていたのであろうか。
命名時期
参考文献
写真	撮影日	2002年12月	撮影者	M.Ogawa
馬坂 平和橋西側手前から 南に下る石段