坂のプロフィール 地域・No. 東京・目黒区−5
報告者 M.Ogawa
報告日 2010年3月11日
登録日 2010年11月5日

 

坂名 稲荷坂 (いなりざか) 別名
所在地 地図g  目黒区上目黒4丁目
目印  祐天寺駅の東口から商店街を北に進み,東横線のガードをくぐってそのまま進むと,北に向かう坂になる。
坂の特徴 坂の方向  南南西に上る
長さ  150m
傾斜  緩い坂(高低差12m,平均斜度4.6度)
形態  ほぼ直線
標識  坂の途中に,目黒区が設置した標識がある。
稲荷坂  いなりざか
 この右手に入った左側に,棘抜稲荷大菩薩(大明神)の社があるので,稲荷坂とよばれるようになった。
            平成八年三月 目黒区教育委員会
由来 他  坂の途中に棘抜稲荷の社があるので稲荷坂と呼ばれる。(標識より)

 稲荷社には 立派な石碑に神社の由来が書かれている。

         由来記
 今から655年前 国内は南朝北朝に分れ戦乱の世となりました
 このとき南朝の雄 新田義貞公の弟 義興公が鎌倉攻めにあたり多摩川の矢口渡しにおいて 不遇の死を遂げられたので家臣であった田中家の先祖が この地に土着して 主君の霊を弔うお堂を建てたのが創まりと伝えられています
 尓来 一族のシンボルとして 今日に至りましたが日頃参詣参拝される多くの信者さんからは 霊験あらたかなおいなりさんと親しみ愛され崇敬されてまいりました
 このたび老朽のため建替えにあたり ここにルーツの概要を刻み遥か昔を偲び向後の資とします
       平成四年四月吉日(1992年)  田中家
命名時期
参考文献  「坂道ウォーキングのすすめ」目黒区刊 (2010)
写真 撮影日  2002年11月,2009年7月 撮影者   M.Ogawa


 稲荷坂 坂下より  稲荷坂 標識
坂下より
稲荷坂 標識     .
刺抜稲荷 刺抜稲荷 由来碑
刺抜稲荷
刺抜稲荷 刺抜稲荷

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