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坂名	切通坂 （きりとおしざか）	別名	手まり坂（てまりざか）
所在地	地図g	港区芝公園3丁目
	目印	オランダ大使館前から正則高校前を通って，青松寺南に下る坂。
坂の特徴	坂の方向	坂下は南南西に向かって上り，途中向きを変えて，坂上部は西方向に上る。
	長さ	230ｍ
	傾斜	かなり急な坂（高低差12ｍ，平均斜度3.0度）
	形態	坂下側でほぼ直角に曲がる，道幅の広い坂。
標識	標識なし
由来　他	愛宕山の南にあたり，青松寺の脇から青龍寺の前を通り，水道局芝給水所の先から永井坂に出て飯倉の交差点につながる。上に行くほど広くなり，オランダ大使館の前は手まり坂と呼ばれ，曲折するところはまるで広場である。寛永のころに開かれたというこの坂下の一帯は寺参りの男女をあてこんだのか，民衆芸の小屋が並んで大変賑やかだった。（「東京の坂風情」より）
命名時期	江戸時代（寛永年間）
参考文献	「東京の坂風情」道家剛三郎 東京図書出版会
写真	撮影日	2013年2月	撮影者	M.Ogawa
坂途中から上を見る 坂上から下を見る