坂名	十貫坂 （じっかんざか）	別名	陣観坂（じんかんざか）
所在地	地図g	杉並区和田１丁目から，中野区本町５丁目と６丁目の間を通り十貫坂上交差点まで
	目印	青梅街道の地下鉄新中野駅を南に下ると“十貫坂上”交差点の信号がある。ここから南東に下る。
坂の特徴	坂の方向	坂下は東に，坂上は北東に上る坂
	長さ	220ｍ
	斜度	緩やか
	形態	“く”の字に曲がる
標識	坂上に地元が設置した標識が，2013年に設置された。 これより 十貫坂 → 　　　平成二十五年一月　鍋横地域の文化座を守る会 　　付近から十貫文の入った壷がでてきたという話と 　　中野長者が坂の上から見渡す限りの土地を十貫文 　　で買ったためと記録にあります。
由来	昔，中野の長者が十貫文の銭を埋めたなど，いくつかの説がある。（「今昔東京の坂」より） 　付近から十貫文の入った壷がでてきたという説。中野長者が坂の上から見渡す限りの土地を十貫文で買ったためという説もある。（標識より）
命名時期
参考文献	「今昔東京の坂」岡崎清記 日本交通公社刊
写真	撮影日	2010-10-12 　2014-1-19	撮影者	小谷　武彦
十貫坂　坂下より見る 左に曲がった趣のある長い坂 　（2010-10撮影） 十貫坂上 交差点の信号標識 　（2010-10撮影） 新設された標識（表面） 　（2015-1撮影） 新設された標識（裏面） 　（2015-1撮影）