坂名	ぬめり坂 （ぬめりざか）	別名
所在地	地図g	大田区南久が原２丁目と１丁目の間
	目印	東急・池上線 下丸子駅から北に300ｍ。 南久が原一丁目25番と二丁目30番の間を北上する坂道。 　坂の200ｍほど北に「昭和のくらし博物館」がある。
坂の特徴	坂の方向	北北西に上る坂
	長さ	140ｍ
	傾斜	緩やか
	形態	“く”の字に曲がる。
標識	坂上に大田区が設置した標識がある。 ぬめり坂 　『大森区史』は「鵜の木に用水を渡ってうっそうとした樹下を登るなだらかな坂がある。なだらかな坂ではあるが，のめって上れなかった。付近の豪邸に美しい娘があった。娘は人々の難渋を気の毒に思い，自ら望んでその坂に生埋(いきうめ)となった。以来その坂の通行は容易となり，大いに付近は繁栄したという」と記している。 　　　　　　　　　　　昭和五十九年三月　　大田区
由来　他	この道は昔の鎌倉街道筋で，多摩川の平間の渡し（現在のガス橋付近）に結ばれてた。昔は多摩川は東急多摩川線のあたりを流れていたらしく，このあたりは低湿地で大雨が降ればすぐに坂がぬめったのだろう。坂名はそこからつけられたと思われる。（大田区ＨＰより）
命名時期
参考文献	大田区ＨＰ：「鵜の木・久が原地域の坂道」
写真	撮影日	2002年1月	撮影者	M.Ogawa
ぬめり坂