坂のプロフィール 地域・No. 東京・大田区−31
報告者 M.Ogawa
報告日 2010年3月11日
登録日 2010年3月11日

 

坂名 洗足坂 (せんぞくざか) 別名 千束坂(せんぞくざか)
所在地 地図g  大田区南千束1丁目と上池台2丁目の間
目印  中原街道が 環七通りの交差点から南西。"洗足坂上"交差点から“洗足池”交差点まで。坂下の北側には洗足池がある。(中原街道,旧鎌倉街道)
坂の特徴 坂の方向  北東に上る坂
長さ  340m
傾斜  緩やか(高低差10m,平均斜度1.7度)
形態  
標識  坂上に,東京都が設置した金属製の標識が建っている。
洗足坂  せんぞくざか
 この道(中原街道)は,江戸から平塚の中原に通ずる街道で,江戸期には,東海道の脇往還としてさかんに利用された。明治期以後も産業の発達に伴い,東京への物資の輸送路として大きな役割を果たした。しかし,このあたりは坂が多く,重い荷車は難儀をした。昔の洗足坂は道幅も狭く,現在の坂より短い急な坂であった。大正12年になると道路が改修されて,ゆるやかな坂となり,その後さらに拡幅されて現在の道路となった。
 坂の下には,その改修記念碑がある。
          昭和五十年三月  東京都
由来 他  坂名は字のごとく洗足池にちなむ。(大田区HPより)

 洗足池の周囲は "洗足公園" となっていて,勝海舟夫妻の墓や 「西郷南州留魂詩碑」などがある。勝海舟は 洗足池が好きで,ここに「洗足軒」という別邸を建て,今も洗足軒の跡が残されている。
命名時期
参考文献
写真 撮影日  2002年1月 撮影者   M.Ogawa


洗足坂 洗足坂 勝海舟夫妻の墓
洗足坂
金属プレート型標識
洗足坂上交差点
長原商店街の西端にあたる
勝海舟夫妻の墓 (洗足公園)

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