坂のプロフィール 地域・No. 東京・渋谷区−8
報告者 M.Ogawa
報告日 2010年05月10日
登録日 2010年05月10日

 

坂名 切通しの坂 (きりとおしのさか) 別名
所在地 地図g  渋谷区代々木4丁目
目印  西参道通りの“代々木地域安全センター前”から首都高速道路の下をくぐると,右側に“立正寺”がある。この寺の前から 南西に向かって下る坂が「切り通しの坂」。下りきった先は 再び上り坂となる。
坂の特徴 坂の方向  北東に上る
長さ  150m。
傾斜  坂上方面はかなり急な坂(高低差4m,平均斜度1.5度)
形態  ほぼ直線
標識  坂上の立正寺前に黒い石製の標識が,坂下の交差点には古い木製の標識が建っている。
岸田劉正が描いた 切通しの坂
 画家岸田劉正は,大正3年(1914)から 5年81916)にかけて代々木に住んでいたので,このあたりを描写した作品がたくさんあります。そのうちの一点に,名作「切り通しの写生」(重要文化財)があり,大正4年(1915)に発表しました。
            平成8年度   渋谷区教育委員会
由来 他  岸田劉正の作品『切り通しの写生』に描かれた坂道なので,この坂名になった。(標識より)

 現在この坂の両側はマンションが建ち並んでいて「切り通し」にはなっていないが,マンションの谷間のようで,現代風「切り通し」の坂。

命名時期
参考文献
写真 撮影日  2009年7月 撮影者   M.Ogawa


切通しの坂 岸田劉生「切り通しの写生」
切通しの坂
岸田劉生「切り通しの写生」

切通しの坂

切通しの坂
切通しの坂 坂下の標識
切通しの坂 坂上の標識

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