坂のプロフィール 地域・No. 東京・渋谷区−14
報告者 M.Ogawa
報告日 2010年3月11日
登録日 2010年3月11日

 

坂名 勢揃坂 (せいぞろいざか) 別名 源氏坂(げんじざか)
所在地 地図g  渋谷区神宮前2丁目
目印  国学院高校の西側を南北に通る坂。(旧鎌倉街道)
坂の特徴 坂の方向  南に向かって上り。
長さ  130m。
傾斜  緩やか
形態  ほぼ直線
標識  國學院高校第二記念館の北付近に,渋谷区が設置した標識がある。
勢揃坂   せいぞろいざか   神宮前2丁目
 ここのゆるい勾配の坂を 勢揃坂 といい,渋谷区内に残っている 古道のひとつです。
 後三年の役 -- 永保三(1083)年に 八幡太郎義家が奥州征伐にむかうとき,ここで軍勢をそろえて出陣して行ったといわれ,この名が残されております。
 このとき従軍した武士のなかに 板東八平氏(平氏の一族)のひとり川崎重家(渋谷の領主)がおり,手柄をたてたという伝説があります。
 真偽についてはもちろんわかりませんが,区内に伝わる 源氏に関する伝説のひとつとして注目されます。
            渋谷区教育委員会
由来 他  後三年の役に際して,八幡太郎義家が奥州征伐に向かう時,ここで軍勢をそろえて出陣して行ったので,この名がついた。(標識より)
命名時期  (標識に書かれたことが真実ならば)平安時代後期(11世紀末)
参考文献
写真 撮影日  2002年11月 撮影者   M.Ogawa


勢揃坂 勢揃坂
勢揃坂 標識
勢揃坂

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