坂名	八ツ山の坂 （やつやまのさか）	別名
所在地	地図g	品川区北品川６丁目〜５丁目 の間
	目印	第一京浜国道の“新八ツ山橋”から 西に回り込み五反田駅に向かう道路が，御殿山を越えたところ。一帯は ソニーの本拠地で，両側にソニーの建物が多数並んでいる。
坂の特徴	坂の方向	東南東に上る坂
	長さ	480ｍ
	傾斜	緩やか（高低差9ｍ，平均斜度1.1度）
	形態	ごく緩く逆Ｓ字状に曲がる
標識	坂途中に品川区が設置した標識が建っている。 八ツ山の坂　　　Yatsuyama-Slope 　このあたりは武蔵野台地の突端にあたる丘陵で，海岸に突き出た洲が八つあったところから 八ツ山と呼ばれた。この地にある坂のために，いつしか八ツ山の坂という名がつけられた。 　この道は，もと三間道路と呼ばれ，道幅は三間(約6ｍ)で，あたりには人家も少なく，夜はさびしい通りであったという。 　　　　　　　　　　　　　　　東京都品川区教育委員会
由来　他	品川宿のはずれ，芝高輪との境に位置する丘は「八ツ山」と呼ばれた。この地に八つの岬があったので「八ツ山」と名づけたという説や，八人の諸侯の屋敷があったので「八ツ山」と名づけたという説、この地がかつての谷山（やつやま）村の一部だったことから谷山が「八ツ山」に転化したという説があるが，いずれも定説ではない。この山は江戸期に道路整備や目黒川の洪水復旧，護岸整備のために切り崩され平地となってしまった。（品川区ＨＰより）
命名時期	江戸時代
参考文献	品川区ＨＰ「八ツ山の坂」
写真	撮影日	2001年9月	撮影者	M.Ogawa
八ツ山の坂 標識 八ツ山の坂 (両側の建物はソニー)