坂のプロフィール 地域・No. 東京・新宿区−97
報告者 M.Ogawa
報告日 2010年06月09日
登録日 2010年06月09日
2013年01月04日 坂のルート修正.

 

坂名 弁天坂 (べんてんざか) 別名 芥坂(ごみざか)
所在地 地図g  新宿区箪笥町から横寺町まで
目印  地下鉄牛込神楽坂駅の上,南蔵院という寺の前から 大久保通りから分岐して,大久保通りと平行した後に,直角に曲がって北西に上る。途中で袖摺坂の階段が分岐している。
 坂上は 朝日坂の坂上につながる。
坂の特徴 坂の方向  坂下は北東に向かい,途中で直角に曲がり北西に向かって上る。
長さ  110m
傾斜  緩やか
形態  L字状に曲がって上る
標識  坂下の大久保通り側に,東京都が設置した黒い金属板型の標識がある。
弁天坂  べんてんざか
 坂名は,坂下の南蔵院境内に弁天堂があったことに由来する。明治後期の「新撰東京名所図会」には,南蔵院門前に あまざけやおでんを売る屋台が立ち,人通りも多い様子が描かれている。
 坂上近くの横寺町47番地には,尾崎紅葉が,明治二十四年から三十六年十月病没するまで住んでいた。門弟 泉鏡花,小栗風葉らが玄関番として住み,のちに弟子たちは 庭続きの箪笥町に家を借り,これを詩星堂または 紅葉塾と称した。
           昭和五十九年三月   東京都
由来 他  南蔵院境内に弁天堂があったことに由来する。(標識より)
 標識が大久保通り側にあるため,弁天坂=大久保通りと間違えていた。文献によって修正。
命名時期
参考文献  「東京の坂風情」道家剛三郎 東京図書出版会
写真 撮影日  2012年10月 撮影者  M.Ogawa

坂下より見る。右に大久保通り
坂下より見る
右に平行する道路が大久保通り
坂途中から上を見る
坂途中から上を見る
ここから下を見ると袖摺坂が分岐
大久保通りの反対側から見た弁天坂。正面擁壁の上が弁天坂
大久保通りの反対側から見た弁天坂
正面擁壁の上が弁天坂

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