坂名	念仏坂 （ねんぶつざか）	別名	念仏段々坂（ねんぶつだんだんざか）
所在地	地図g	新宿区住吉町から曲がって河田町と市谷仲之町の間へ上る
	目印	住吉町交差点から“あけぼのばし通り”商店街に入り，150ｍ先を右折すると，急な石段にぶつかる。全部で30段ほどの石段は，最初は東に向かい，途中の踊り場で北に曲がる。 　石段下に 新宿区の設置した 金属製の標識があり，また 石段の途中にも 私設のものと思われる 黒い石柱が建てられている。
坂の特徴	坂の方向	坂下は東に向かい，途中から北北東に向かって上り
	長さ	25ｍ
	傾斜	急な階段
	形態	途中の踊り場で60度ぐらい曲がる階段
標識	階段下には新宿区が設置した標識がある。 念仏坂　　ねんぶつざか 　『新撰東京名所図会』では，昔この坂あたりに老僧がいて昼夜念仏を唱えていたことにちなむという｡ また，この坂は左右を谷に臨み，屈曲しており危険だったので，仏名を念じて往来する人がいたことにちなむともいう｡ 　　　　　　　　　　平成十七年ニ月　　　新宿区教育委員会 　また，階段踊り場に小型の黒い石碑（私設）が建っている。 　ねんぶつ坂　念佛坂 　　昭和五十五年十一月　念仏坂下　谷金次郎
由来　他	昔 坂近くに老僧がいて，昼夜念仏を唱えていたから。あるいは 屈曲し危険な坂だったので，通行人は念仏を称えて往来した，などの説がある。(標識より）
命名時期
参考文献
写真	撮影日	2007年5月	撮影者	M.Ogawa
念仏坂 : 新宿区設置の標識 念仏坂 : 私設の標識