坂名	化粧坂 （けわいざか）	別名
所在地	地図g	鎌倉市扇ガ谷４丁目
	目印	横須賀線ガードから海蔵寺方面に通じる道の途中から南西に曲がり，源氏山公園に上る非常にきつい坂。
坂の特徴	坂の方向	全体に南西に上る
	長さ	90ｍ（標高差24ｍ，平均斜度15度）
	斜度	非常に急な坂
	形態	Ｓ字状。整備されていない山道のように岩がむき出し。
標識	坂の上り口に「史跡　化粧坂」とだけ書かれた，赤錆の出た小さな鉄製の標柱がある。 　また，坂下の少し奥まったところに大きな石碑が建っている。 　　　　　假粧坂 化粧坂又ハ形勢坂ニ作ル此名称ハ往時平家ノ大将ヲ討取リ其首ヲ化粧シテ実験ニ備ヘシニ拠リ起ルト言ヒ又一説ニハ古此坂ノ麓ニ遊里アリシニ拠リ此名ヲ負フト相伝フルモ東鑑ニハ其名見エズ此坂ハ所謂鎌倉七口ノ一ニシテ鎌倉攻防ノ要路ニ当リ元弘三年五月新田義貞軍ノ鎌倉討入リ以来屡々戦場トナレル所ナリ 　　　　　　　　　　　　　　昭和十五年三月建　　鎌倉町青年団
由来	坂名の由来には諸説ある， “険しい坂”が変じた。 木が多いので“木生え坂”が転じた。 平家の大将の首を化粧して首実検した場所。 坂下に遊女がいたから。 坂の上が商取引が盛んで“気和飛坂”。 鎌倉の都への入口で身だしなみを整えた 　いわゆる“鎌倉七口”の一つ。国の史跡に指定されている。
命名時期
参考文献
写真	撮影日	2006年1月，2007年10月	撮影者	M.Ogawa
化粧坂 坂下 化粧坂 岩だらけの坂 化粧坂 坂上の案内板 化粧坂 錆だらけの標識 化粧坂 石碑