坂のプロフィール 地域・No. 神奈川・相模原市−50
報告者 M.Kushida
報告日 2013年11月07日
登録日 2013年11月07日

 

坂名 大正坂 (たいしょうざか) 別名 東沢坂(ひがしざわざか)
松原坂(まつばらざか)
所在地 地図g  相模原市南区下溝 
目印  “大正坂”交差点すぐ東方向より北方向に上る坂。
坂の特徴 坂の方向  東から北方向にそして南方向曲がって東北東に上る。
長さ  330m
斜度  少し急な坂(高低差27m,平均斜度4.7度)
形態  つづら折れ状に曲がる
標識  坂の標識はないが“大正坂改修記念碑”が坂の途中に有る。(昭和56年に作られた)
由来 他  「大正坂」は、もとは「東沢坂」あるいは「松原坂」と呼ばれていた。「東沢坂」は、坂下の道保川がそのあたりでは「東沢」と呼ばれることに起因し、「松原坂」は坂下の松原集落に因む。ところが大正3年に地域の人々により改修工事が行われ「大正坂」と命名された。さて、この坂を登りきったところに二十三夜供養塔と刻まれた小さな石碑があり、昔は「月米松」という大きな松の木があり、貞心さまが一人二十三夜の月を仰ぎ、亡き夫や娘の面影を偲んだところと伝えられている。風土記には「月米坂」という名称が見えるが、おそらくこの「大正坂」のことを示しているもの。(「さがみはらの地名」より)
命名時期  1914(大正3)年
参考文献  「さがみはらの地名−村をつないだ道・坂・川−」 相模原市教育委員会 1990.3.31 発行
写真 撮影日  2004.12.5 撮影者  M.Kushida

坂の途中より坂上方向を写す
坂の途中より坂上方向を写す
坂下より坂上方向を写す
坂下より坂上方向を写す
坂の途中にある大正坂改修記念碑(再度改修され昭和56年に作られた)
坂の途中にある大正坂改修記念碑
(再度改修され昭和56年に作られた)

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