坂名	うとう坂 （うとうざか）	別名	おと坂（おとざか） お堂坂（おどうざか）
所在地	地図g	相模原市南区古淵4丁目
	目印	境川橋西の交差点から、しも坂を約50m上り始めて西南西方向に上る坂
坂の特徴	坂の方向	西南西方向に上り、南西方向に向きを変える。
	長さ	120ｍ
	斜度	少し急な坂（高低差6ｍ，平均斜度2.9度）
	形態	僅かに“へ”の字に曲がる坂
標識	相模原市が建てた標識が坂下側に有り。「うとう坂」と「しも坂」が1つの標識になっている。 うとう坂　　しも坂 　東側の坂は「しも坂」といい、この付近の集落を「しも」というため、この名があります。西側の坂は「うとう坂（おと坂）」と呼ばれています。 　　　　　　　昭和六十一年三月　　相模原市
由来　他	この「うとう坂」はもともと「お堂坂」であったといわれています。それは現在、境川に沿ったところにある「大日堂」は江戸時代までは坂のすぐ下にあり、それに由来したというものです。ところが元禄5年（1692）の検地帳には「うとう坂」の名が見え、「お堂坂」とは別に「うとう坂」としてもその名が浸透していたことが認められます。（「さがみはらの地名」より）
命名時期	元禄5年（1692）以前
参考文献	「さがみはらの地名−村をつないだ道・坂・川−」　相模原市教育委員会　1990.3.31発行
写真	撮影日	2014.2.11	撮影者	M.Kushida
坂上より坂下側を写す 坂の途中より坂下側を写す 坂下より坂上を写す 大日堂　<古淵1-34に有り> （2014.2.16撮影）