坂名	鳩胸坂 （はとむねざか）	別名	小作坂（おざくざか）
所在地	地図g	羽村市羽西2丁目と小作台4丁目の境界
	目印	加美緑地の南側，都道249号（福生羽村線）の“小作坂下”交差点“小作坂上”と交差点の間
坂の特徴	坂の方向	坂下は北東に，途中から東北東に向って上る
	長さ	350ｍ
	斜度	坂上はやや急な坂（高低差13ｍ，平均斜度2.1度)
	形態	わずかに右に弧を描いて上る
標識	坂下北側の加美緑地の斜面に 羽村市が建てた標識がある。 間の坂　(沢の坂) 鳩胸坂 　この坂の名称は, 頂上近くが急で鳩の胸に似ているからだと言われています｡ この辺りには, たくさんの 長く急な坂がありますが, この坂はいくつかの街道や小作の駅に結びついて利用が多かったようです｡ 　かつては, 上の畑に通うために，朝早くから重いたい肥などを運ぶ荷車の音や, 掛け声が村中にこだまし，当時の人たちが, 汗をふきふき荷車とともに登った苦労がしのばれます｡ 　小作の人たちはもちろん, 多摩川南岸の人たちも, この坂を登り武蔵野台地を踏んで江戸へ, あるいは霞丘陵を越えて秩父, 上州路へと歩みを進めたことでしょう｡ 　　　　　　　　　　羽村市教育委員会
由来　他	頂上近くが急で鳩の胸に似ているから。（標識より）
命名時期
参考文献
写真	撮影日	2005年11月	撮影者	M.Ogawa
鳩胸坂 小作坂下交差点から見る 鳩胸坂 坂途中から上を見る 鳩胸坂 標識