坂名	とよ坂 （とよざか）	別名	豊坂（とよざか）
所在地	地図g	あきる野市草花
	目印	永田橋通りの永田橋の信号を北西方向に折れると坂になり、これが「とよ坂」と言われる坂である。
坂の特徴	坂の方向	北西方向に暫らく進み、直角に南西方向に向きを変え、西方向に上る。
	長さ	480ｍ
	斜度	緩やか（高低差20ｍ、平均斜度2.4度）
	形態	複雑に左右に曲がりながら上る
標識	無し
由来　他	話によると、明治三十年代に当時としては大掛かりな道路工事が行われました。当時の道は丘の上にできていたので、この丘を切り崩して道をつくったのです。この工事は、慈勝寺から永田橋の手前まで行われ、一番深いところは三メートル位掘ったとのことです。まさに“樋”のような道ができあがったそうです。これからすると「樋坂」が本来の呼び名のような気がするのです。“とい”が“とよ”になまって「とよ坂」になったと思われます。（「秋川市ところどころ」より）
命名時期
参考文献	「秋川市ところどころ　市内の坂」　秋川市教育委員会社会教育課　昭和五十六年六月発行
写真	撮影日	2007.12.9	撮影者	M.Kushida
坂下より坂上方向を写す 坂の途中より坂下方向を写す