坂のプロフィール 地域・No. 神奈川・横浜市神奈川区−3
報告者 M.Ogawa
報告日 2014年12月15日
登録日 2014年12月15日

 

坂名 台の坂 (だいのさか) 別名
所在地 地図g  横浜市神奈川区台町
目印  国道1号青木橋より西に上る。周囲は大型マンション街。(旧東海道)
坂の特徴 坂の方向  東から西方向に上る
長さ  280m
斜度  やや急な坂(高低差19m,平均斜度3.9度)
形態  ほぼ直線
標識  なし
由来 他  広重の“東海道五十三次・神奈川台之景”は浪打際に沿って坂の上へと茶店が並ぶ景色に描かれている。東海道は江戸日本橋から京都まで。街道筋に宿駅が整い、東海道五十三次が成立した。(「かながわ坂のある風景」より)
 このあたりは「神奈川台」の地名があり,現在の“台町”の町名と坂名の由来となっている。ここからは袖ヶ浦の入江を眼下に,遠くは横浜の砂州などが見え,東海道でも屈指の景勝地だったという。台の坂の頂点にあたる場所に「神奈川台の関門跡」の碑が建っている。横浜開港直後外国人の殺傷事件が相次いだため,幕府は横浜周辺各所に関門を設けた。そのうちの神奈川宿の西側の関門がここだった。
命名時期  
参考文献  「かながわ坂のある風景」小松茂弘著 かもめ文庫 1991年
写真 撮影日  2014年12月 撮影者  M.Ogawa

坂下から見る
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坂途中から下を見る
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坂上から下を見る
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神奈川台関門跡 碑
神奈川台関門跡 碑

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