坂のプロフィール 地域・No. 神奈川・横浜市保土ヶ谷区−9
報告者 M.Ogawa
報告日 2011年2月9日
登録日 2011年2月9日

 

坂名 権太坂 (ごんたざか) 別名
所在地 地図g  保土ヶ谷区権太坂2丁目と1丁目の境界
目印  旧東海道が 保土ヶ谷区の権太坂1丁目と2丁目の間を通る区間。南西に向かって上る かなり長い区間の坂である。
 標識は 坂のほぼ中央の,県立光陵高校 の北東角にある。横に説明板がある。
坂の特徴 坂の方向  南西に上る
長さ  780m
傾斜  坂の下半分は急坂,坂上部は緩やかな坂
形態
標識 権太坂  ごんたざか

 *白い石の角柱型標識
由来 他  名前の由来については2つの説がある。
 (1)江戸時代初期,藤田権左ヱ門が代官から坂を開くように指図され,最初の鍬入れを行ったため「権左坂」と名づけられたが,いつしか「権太坂」と呼ばれるようになった。
 (2)旅人が近くにいた老人に坂の名前を尋ねたところ,耳の遠い老人が自分の名前を聞かれたと思い「権太」と答え,それから「権太坂」と呼ばれるようになった。(保土ヶ谷区のサイトより)

 坂下の元町交番付近から光陵高校付近までは急坂で,この部分は“一番坂”といい。その先は傾斜が緩くなり“二番坂”と呼ばれる。 (以上「横浜橋めぐり坂あるき」より)

 正月の箱根駅伝をテレビで見ていると,横浜市街を通り抜けたあと きつい坂を上るので有名な『権太坂』が映る。これは現在の東海道の坂で,近くに“権太坂’というバス停もあるため,これが「権太坂」と思っている人が少なくない。実は 本当の権太坂は,現・東海道の100mほど北西を通る 旧東海道 にある。

命名時期  江戸時代
参考文献  「横浜橋めぐり坂あるき」市民グラフ・ヨコハマ NO.95 横浜市市民局刊 1996
写真 撮影日  2001年12月,2011年2月 撮影者   M.Ogawa & H.Tanaka

権太坂 坂下から 権太坂 坂上から
権太坂 坂下から
権太坂 坂上から

権太坂 標識
権太坂説明板
権太坂 標識
権太坂 説明板

権太坂上交差点(東海道)
権太坂上交差点 (東海道)

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