坂名	川崎坂 （かわさきざか）	別名	薬缶坂（やかんざか）
所在地	地図g	港北区菊名５丁目
	目印	綱島街道に面する蓮勝寺の東脇から 北東に上る。蓮勝寺坂から分れる。
坂の特徴	坂の方向	坂下は北北東に，坂上は東北東に上る
	長さ	350ｍ
	傾斜	急坂。特に坂下は非常に急。
	形態	ゆっくり右に曲がりながら上る
標識	川崎坂　　かわさきざか 　　　昭和五十三年　横浜市
由来　他	江戸時代からの「菊名七道」のうちの一つで，川崎へ向う主要道路であった。（「横浜橋めぐり坂あるき」より） 伝承によると，坂の付近に古狸が一匹棲みついていたが，この狸，道を通る人々に悪戯をしたり，時にはに薬缶に姿を変えて坂をころげ落ち，人々を驚かせた。このため，この坂を村人は一名「薬缶坂」などと言っていた。昔は昼なお暗い坂道であって気味が悪かったという。（「港北百話」より）
命名時期
参考文献	「横浜橋めぐり坂あるき」市民グラフ・ヨコハマ NO.95 横浜市市民局刊 1996 　「港北百話」港北区老人クラブ連合会・港北区役所発行 1976
写真	撮影日	2011年4月	撮影者	M.Ogawa
川崎坂 坂下から 坂下は非常に急な坂 坂上部分 川崎坂 標識