坂のプロフィール 地域・No. 神奈川・横浜市磯子区−19
報告者 M.Ogawa
報告日 2011年11月04日
登録日 2011年11月04日

 

坂名 南向坂 (なこうざか) 別名 泣こう坂(なこうざか)
所在地 地図g  坂上:磯子区森2丁目 坂下:磯子区汐見台2丁目
目印  坂上の正面に汐見台E公園がある。坂上の15m南には花時計がある。
坂の特徴 坂の方向  坂下から北北西に約30m、南西に約25m、北西に約15mと曲がりながら、中腹の森みはらし公園まで上る。その後は緩やかな右カーブを描きながら南南西に約90m上る。
長さ  約160m
斜度  急 (高低差42m、約26%) 坂下から中腹までは、70mで高低差13m、約18%。 中腹から坂上までは、90mで高低差29m、約32%。
形態  踊り場で区切られた10段前後の階段が続いている。坂上と中腹の間にはやや緩やかなスロープあり。
標識  中腹から坂上に向かう途中に「南向坂北参道入口」の森浅間神社への道標がある。
由来 他  「水神川ぞいの道は、まもなく山に突き当たって、ジグザグに登って行きます。急な階段が上へ上へと続いて、今でも息をはずませながら登るような急坂です。地元の人は泣こう坂といっています。新編風土記には、北の方に南向坂というあり。登り二丁ばかり、磯子村に通ず、とあります。登り詰めれば汐見台団地ですが、昔は赤穂原といって、畑がたくさんありました。農家の人々が、山上の畑に通う道でした。」(「磯子の史話」p.594より)
命名時期 不明
参考文献 「磯子の史話」磯子区制50周年記念事業委員会
「磯子の史話」出版部会 S53.6.30刊
写真 撮影日  2024年10月6日 撮影者  R.Okuda

坂下付近から上に向かって 中腹付近。扇形に広がる階段がある。左上に、森みはらし公園の園名石が小さく写っている
森浅間神社の道標。<br>中腹から坂上に向かう途中にある。<br>
不動滝も北参道も、この写真の左側の道の先となる。<br>
南向坂の続きは右側の階段
坂上から下に向かって。<br>奥に、スロープ部分が見える

 

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